長芋は免疫力をアップし、腸の働きを活性化する!       (林修の今でしょ講座)

料理の雑学

最近、ネバネバ野菜に注目が集まっています。
オクラやモロヘイヤなどさまざまありますが、代名詞といっても良いのが「長芋」でしょう。
身体に良さそうだというイメージはありますが、果たしてどのような栄養価や力を持っているのかをご紹介します。

1.長芋を食べるとどのような効果があるの?

人間の腸は脳とは別の神経回路で免疫細胞をコントロールしているといわれています。
ですから、腸を正常化させる・健康的な状態にすることはとても大切なことなのです。
もし、腸の働きが悪化してしまうと、免疫力が低下してしまったりウイルスに感染しやすくなるともいわれているのです。
長芋を食べることによって腸の働きを良くしてくれます。ですから、免疫力アップにもつながりやすいのです。

長芋特有のたんぱく質である「ディオスコリンA」という成分が含まれています。
この成分もまた、免疫やウイルス対策に高い効果を発揮していると考えられているのです。
たんぱく質は、人間の生命活動にとって大切な成分ですから、意識的に摂取しましょう。

また、ジオスゲニンという成分は認知症対策にも期待されている成分の1つです。
認知症は脳内にアミロイドβがたまっているからと言われているのですが、ジオスゲニンを摂取することによってアミロイドβを減少させたという研究も発表されています。

このことにより、効果としては便秘の解消予防・肥満の予防・血糖値の正常化・インフルエンザ対策などたくさんのものが考えられます。
カロリーも低いので、生活習慣病が気になるという方も毎日召し上がっていただきたい食材でもあります。

2.長芋はここがすごい!

長芋のすごさの中でも注目されているのが「レジスタントスターチ」という成分です。
簡単に言えばデンプンのことなのですが、消化されにくく大腸までそのまま届くという特性を持っています。
この特性から、腸内で善玉菌を増やしてくれるのです。
レジスタントスターチは、ジャガイモなどにも含まれています。
しかし、糖質やカロリーを考えると長芋で摂取していただくのがオススメです。

そしてポイントとしておきたいのが熱に弱いという点です。
レジスタントスターチは熱を通さずに食べるのが良いとされています。
長芋であれば生のままでも摂取できますから、効率的に体内に取り入れられるのです。

3.レジスタントスターチの効果とは?

レジスタントスターチは、免疫力をアップしてくれる・生活習慣病の予防に役立つ・整腸作用があるという効果をもっています。
風邪予防にも効果を発揮してくれるので、毎日摂取したい食材でもあります。
長芋は、1日あたり100g程度で良いでしょう。
過剰摂取はしないように気を付けてください。いくらヘルシーだといっても過剰摂取は体重増加の原因につながります。
また、目安量を摂取していてお腹が緩くなるという方は、少し量を調整するのが良いでしょう。

効果をもたらす摂取多民具ですが、できるのであれば「夜」が良いとされています。
腸内細菌の活動は人間が眠っている間に活動をし増殖をします。
ですから、「菌活」をサポートするためにお夕飯に長芋メニューを一品取り入れていただきたいのです。
もちろん、どうしても夜に食べることはできないという場合には朝やお昼でも構いません。

4.長芋のオススメレシピ

「長芋とろろオリーブ」
ごはんが進む一品のとろろ。そこにオリーブオイルをひとたらしして召し上がっていただくレシピです。
オリーブオイルに含まれているオレイン酸は消化されにくいので長芋のレジスタントスターチの力を助けてくれるのです。
善玉菌を増やしてくれる効果も期待できます。

「あっという間の長芋サラダ」
1cmほどの角切りにした長芋にかつお節1パック程度を合わせ混ぜる(袋の中で振るようにすると良い)。
これにめんつゆにマヨネーズ・オリーブオイルを少々垂らしたドレッシングを和える。
お醤油だけでも構わないのですが、めんつゆの甘みにマヨネーズを加えることによって、お子様でも美味しく召し上がっていただける一品になります。
ネギをちらしたり、ジャコを合わせるというのも良いでしょう。

「マグロと長芋のだし和え」
長芋を1cm程度に切り、同じくらいの大きさに切ったまぐろをざっくり混ぜる。
白だし小1・しょうゆ大さじ1をかけコネギを散らしワサビを添える。
白ごまを混ぜ合わせるのもオススメです。
とろろにして召し上がっていただいても良いのですが、角切りだと食べ応えもアップしますしお夕飯の一品にもなりやすいでしょう。

5.まとめ
いかがでしたか。
馴染みある食材である長芋。
改めて見てみると、さまざまな健康効果を期待することができました。
調理幅も広く、手間をかけることなく摂取することもしやすいのでぜひとも毎日のょくたくのプラス1としてお役立てください。
生食ばかりではなく加熱をしたいという場合には、一度冷まして食べるようにするとレジスタントスターチをしっかりと摂取できます。

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