見た目で判断しないで! 美味しく栄養たっぷり昆虫食

料理の雑学

将来的に食糧問題が深刻化したときに掬ってくれる食材。
それが「昆虫」とされています。
近年では、昆虫食が手軽に手に入りやすくもなりつつあります。
イメージとして「ゲテモノ」「気持ち悪い」という思われることが多いのですが、知っておいて損がない話でもあります。
そんな昆虫食についてみていきましょう。

1.昆虫食とは

昆虫を食べるという文化を持っている人が世界には20億人いるといわれています。
メキシコなどは昆虫を食べる文化が根付いている地域で、珍しい文化ではありません。
食料として取り入れられている昆虫は2000種類以上あります。
主に、甲虫類・蝶々や蛾の仲間の幼虫・ハチやアリとその仲間・バッタ・イナゴ・コオロギなどです。

さて、日本での昆虫食文化はどうなのでしょう。
古くまでさかのぼると江戸時代にイナゴを食べていたという文献が残っています。
実際に、日本の一部地域ではイナゴやハチの子を佃煮にして食べる文化があります。
特にハチの子は高級食材ともされています。

そんな昆虫食が注目をされるようになってから、東京の秋葉原に専用の自動販売機ができて人気とゅうもくを集めています。
フリーズドライ化させたものからプロテインバーのようになっているもの・チョコレートタイプなど食べやすくパッケージも可愛いものが増えています。
また、有名雑貨・飲食店からはネット先行でコオロギせんべいが販売されることも決まりました。
このように、非常に注目を集めているのです。

2.昆虫食を食べるメリット

昆虫食を取り入れていくことにどのような魅力があるのかと不思議に思われるかもしれません。
しかし、たくさんの魅力がそこにはあるのです。

「栄養価について」
昆虫はさまざまな栄養価を持っています。
サプリメントに使われたり、漢方薬になったりと以前より健康効果に注目をされてきました。
見た目がグロテスクで口に運べないという場合も、粉末やペーストにしてほかの食品と混ぜ合わせることもできますし味見気になりません。
成分は昆虫によって異なりますが、代表的なものは「タンパク質」です。その70%近くがたんぱく質でできているという昆虫もあります。
そのほかには、鉄・マグネシウム・カルシウム・亜鉛・ミネラル分も含まれており栄養バランスに優れているのです。

「加工のしやすさ」
昆虫食は加工のしやすさも大きな魅力です。
容易に加工できるので、汎用性が高くさまざまな食品への活用ができる食材です。

「生産面の魅力」
家畜と呼ばれる牛や豚と比較をすると、無昆虫の飼育は約1/4にコストを抑えることができます。
さらには、成長の速度が速いので回転率もじゅうぶんなものがあります。
飼育環境を整えれば季節関係なく安定的な生産も可能になりますので、食料とするにはぴったりなのです。

「調理面の魅力」
調理面もさまざまな味付けや調理方法を取り入れられる魅力があります。
他食材と合わせやすく、形を残しても残さなくても調理ができるので美味しく食べることも可能なのです。

「環境に対する魅力」
環境問題は年々、身近な存在になっています。
家畜より昆虫の方が、温室効果やガス・アンモニアの排出が少ないという報告事例もあります。
このことから、昆虫食は環境にやさしいといえるのです。

3.昆虫食のデメリット

さまざまな魅力がある昆虫食ですが、逆にデメリットとなる部分はあるのでしょう。

「見た目」
加工をして見た目を変えることができますが、やはり思い浮かんでしまうということもあるでしょう。
あの虫を食べているんだと考えると食べ進まないということがあるかもしれません。

「毒をもつ昆虫もある」
昆虫には毒を持っている種類もあります。
またその種類には毒はないけれど、毒を持っている昆虫を主食としている種類もあります。
知識なく勝手に昆虫を食べてしまうと身体に影響が及んでしまう可能性があります。
必ず食用として販売されているものを食べるようにしましょう。

「アレルギーをお持ちの方」
特に甲虫類などは甲殻類アレルギーをお持ちの方ですと、アレルギー発作が出てしまう可能性があります。
100%というわけではありませんが、念のため避ける方が良いでしょう。
どの昆虫にどのようなアレルギー反応が起こってしまうのかを事前に確認しておくことで避けることができるデメリットです。
もし、これまで自分自身のアレルギーをチェックしたことがないという方は一度、検査をしておくのもオススメです。

「微生物や寄生虫リスク」
これは昆虫に限らず以下らる食材でも言えることですが、微生物や寄生虫リスクです。
ただ、生食をせずに加熱や殺菌そして適切な調理を行うことによって人間への感染リスクは抑えられますので加工されたものを購入すれば問題ありません。

4.まとめ
昆虫食について見ていきましたが、栄養価や飼育環境などを見ていくと将来的に生活の中にある食材となる可能性も高いでしょう。
もし機会があれば一度、口に運んでみてはいかがでしょうか。

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